「絶対零度のひとりで観た映画たち」

結局、何を聞いていいかわかんなくなるけど、何か聞きたくて、レディオヘッドのPablo Honeyを聞きながら。

わかんないもん。

さっき、ツァイ・ミンリャンについてちょこっと書いたけど辞めた。

一人で映画に行ったりするけど、最近はほぼ行ってない。

でも、独りで観た映画、記憶が強い。

塚本 晋也監督の「BULLET BALLET」がシアターキノで初日に監督が来るからって。

後、観に行った理由は「絶対零度の戦争が始まる」って打ってたから。

どんだけよと。

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観終わってすぐ出たら、塚本晋也監督がいて、腹が立ってたから「自分も作ってます、すぐ追いつきますから」って言った。

まったくだよね。

ただ、絶対零度じゃないじゃん、それなりじゃんと思ったから。

だからBULLET BALLETは好きじゃなかった、物足りなくて、その時は、ね、・

それからでも、レンタルで一度借りたような気がするんだよ。

そして、それからまた、当時バイト少しだけしてたとこで、VHSのBULLET BALLETのサンプル誰も持っていかなかったから、もらって帰ってきた。

サンプルだから、画面の上にずっと「Sample」って表示。

観たね、何度も。

観る度に好きになってた。

何がどうじゃなく、好きで、そしてやっぱりスゲーなと。

いいな、あの世界に行きたいって。

あの色のあの。

黒沢清の「ニンゲン合格」。

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平日だったのかな、昼間。

客、2人いたかな。

映画はまぁ酷かったね。

ただ、観てる自分とその空間は凄い覚えてる。

不思議というか、おかしいなって。

そうだ、映画の中で、釣り堀があるんだけど、そこで働きたいなってそれからずっと思ってた。

ずっと。

あの釣り堀がいい、働くのだったら。

と。

映画「カノン」。

ギャスパー・ノエのね、やっぱり「カルネ」がとてつもなく好きだったから。

観るでしょ。

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キノだった、札幌だとシアターキノしかないかね、それは。

小さい方で観た。

それも客は3人とかそのくらい。

もう酷くて、つまらなくて、でもあのカルネのギャスパーノエのやつだから、何かあるんだろうと。

観終わって、やっと終わったよって、疲れて、外でて、いやでも何か凄かったんだろうなって。

その時は、

「何かをわかろうとしていた」

時だったから。

でも、どうにも酷い映画だったなと。

本当に観なきゃ良かったと、今も思います。

ただ、覚えてる。

その時を。

後も色々とあるけど、昔、札幌ファクトリーのシネマフロンティアでバイトしたんだよ。

映画好きだから、色々と思いながらも、やっぱり映画館で働きたいって。

無料で観れるしね。

まぁまぁ、2か月で辞めたよね。

単純に仕事についていけない。

その日の終わりに、お金やらなんやら合ってるかのチェックをするんだけど、もうその作業もとにかく遅くて、しかも合ってなかったり。

凄い怒られて、日々パニックで、だからまた全然出来なくて。

映画無料で観れるんだけど、そんなんだから怖くて、映画観たいっす!!なんて言えない。

でも、なんとかこの日は観ようって決めてて、仕事終わりに観れたんだよ。

映画「リベリオン」。

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 全然観たくなかったよ、でもその時、その時間でそれしかなかったから。(凄いね!みんなブログに貼ってるんだね、200件!)

ガンカタ」ね。笑

感想は何もないけど、結局、働いてた時に観れた映画はそれだけ。

まったく仕事ついてけない、恐怖、映画がどんどんと嫌いになる。

でやめました。

映画観てる時も、緊張して表面上をうっすらかろうじて観てた感じだった。

リベリオン」さえ。

覚えてるのはあのお手本のようなヒステリックな声と表情。

凄いなって思った。

それからその後、そこで映画「アウトレイジ」、たけしのね、一人で観たわ。

前の端っこの方で、とってもリラックスして笑いながら観てました。

ファンタジー映画だなって。

大好きです。

そんな、一人で観た映画は、色んな意味で強く記憶に残ってます。